介護士の夜勤はきつい?現役介護士が仕事内容とリアルを紹介

介護の仕事

「介護士の夜勤って実際どんな感じなの?」

これから介護職を始める人や、夜勤のある施設への転職を考えている人の中には、夜勤の仕事内容や大変さが気になる人も多いと思います。

僕の職場では、夜勤は16時45分から翌朝8時45分までの16時間勤務です。

基本的には介護士1人で約20人の利用者さんを担当し、夜間の見守りや巡視、排泄介助などを行っています。

正直、朝方になると眠くてきついと感じることもありますが、2時間の休憩があり、休憩室で寝ることもできます。

今回は、実際に夜勤をしている僕が、夜勤の流れや仕事内容、きついと感じるところなどをできるだけリアルに紹介します。
※夜勤の勤務時間や人員配置、仕事内容などは施設によって異なります。この記事では、僕が働いている職場での一例を紹介しています。

夜勤の1日の流れ

僕の夜勤は16時45分から翌朝8時45分までです。
16時間と長い勤務ですが、ずっと同じ忙しさというわけではなく、夕食前後や朝の時間帯は忙しく、深夜は比較的落ち着いていることもあります。

夜勤中は2時間の休憩があり、僕の職場には休憩室があるため、休憩中は横になって寝ることもできます。

ここからは、実際に僕が夜勤に入ったときの流れを時間ごとに紹介します。

16:45〜20:00|申し送り・夕食・就寝介助

夜勤は16時45分から始まります。
出勤したら、17時ごろまで看護師から申し送りを受け、その日の利用者さんの状態や注意点などを確認します。

17時30分から夕食が始まり、夕食後は遅番の職員と一緒に、臥床介助やトイレ誘導、口腔ケア、オムツ交換などを行います。

20時になると遅番の職員が退勤するため、ここからは基本的に1人で約20人の利用者さんを見守ります。

僕の職場では夜勤者が完全に1人というわけではなく、別の場所にも夜勤者がいます。ただ、それぞれ担当があるため、自分の担当している約20人については基本的に1人で対応します.

20:00〜深夜|1人での見守り・巡視

20時以降は、基本的に1人で約20人の利用者さんを見守ります。

夜間は2時間おきに巡視を行い、利用者さんの状態を確認します。また、僕の職場では離床などを検知できる見守り機器を使用しているため、通知があった場合には居室へ訪室して対応します。

そのほか、決められた時間にオムツ交換を行ったり、必要に応じてトイレ誘導やコール対応をしたりします。

利用者さんが眠っていて落ち着いている時間帯もありますが、コールや離床が重なると一気に忙しくなることもあります。

また、他の夜勤者が休憩に入っている時間帯には、一時的に約40人を見守ることもあります。ずっと40人を担当するわけではありませんが、この時間帯に対応が重なると大変です。

夜勤中の休憩は2時間|休憩室で仮眠できる

僕の職場では、夜勤中に2時間の休憩があります。

休憩室が用意されているため、自分の休憩時間になれば横になって寝ることもできます。

夜勤は16時間と長いので、この2時間で仮眠を取れるのはかなり助かっています。

もちろん施設によって休憩時間や休憩の取り方は違うと思いますが、僕の場合は夜勤中でもしっかり休める環境があります。

5:30〜7:30|眠気の中で起床介助

僕が夜勤で一番きついと感じるのは、朝5時以降です。

5時30分ごろから利用者さんの起床介助を始め、必要に応じてトイレ誘導も一緒に行います。

夜中に2時間の休憩で仮眠は取れますが、それでも朝5時を過ぎるとかなり眠くなります。眠い中で起床介助やトイレ誘導を進めていくので、個人的にはこの時間帯が夜勤の中で一番きついです。

7時になると早番の職員が出勤してくるため、そこからは人手が増えます。長かった夜勤も、ここまで来ると「あと少し」という感じになります。

7:30〜8:45|朝食から夜勤終了

77時30分になると朝食が始まります。

朝食の時間は、利用者さんの見守りや必要な方の食事介助などを行います。

朝食後も必要な介助や対応を行い、8時30分になると朝の申し送りを行います。

夜勤中の利用者さんの様子や変化、注意してほしいことなどを日勤の職員へ伝えます。

申し送りが終わり、8時45分になると夜勤終了です。

16時45分から翌朝8時45分までの16時間勤務なので、終わったときはやっぱり疲れます。

特に僕の場合は朝5時以降の眠気がきついですが、夜勤が終わった瞬間の解放感はかなりあります(笑)。

介護士の夜勤は実際きつい?

正直、夜勤がまったくきつくないとは思いません。

16時間という長い勤務になりますし、20時以降は基本的に1人で約20人の利用者さんを見ることになります。

特に大変なのは、複数の利用者さんの対応が重なったときです。1人で対応している時間帯なので、順番に対応しなければならないこともあります。

また、僕の場合は朝5時以降の眠気が一番きついです。そこから5時30分には起床介助が始まるので、眠い中でも頭を切り替えて動かなければなりません。

ただ、毎回ずっと忙しいわけではありません。利用者さんが落ち着いている夜は比較的ゆっくりした時間もありますし、僕の職場では2時間の休憩で仮眠も取れます。

そのため僕自身は、「夜勤は大変だけど、ずっと休む暇もないほどきつい」という感覚ではありません。

夜勤をするメリット

夜勤は大変な部分もありますが、僕にとってはメリットもあります。

一番大きいのは、やはり夜勤手当です。僕の職場では夜勤1回あたり約1万円の手当がつき、月に4〜5回ほど夜勤に入っています。

そのため、夜勤手当だけで月4〜5万円ほど収入が変わります。介護士として働くうえで、この差はかなり大きいと感じています。

また、僕の職場では夜勤のあとは「夜勤明け→休み」という流れになるため、勤務が終わったあとの時間を比較的作りやすいのもメリットです。

もちろん夜勤明けは正式な休日ではありませんが、夜勤が終わった日の朝から翌日の休みまで、まとまった時間を取れるのは気に入っています。

介護の夜勤を続けて感じること

介護の仕事を続けてきて、夜勤にも何度も入ってきました。

最初のころと比べると、今は夜勤の流れにも慣れましたが、やっぱり朝方の眠さは今でもきついです。

一方で、毎回ずっと忙しいわけではなく、利用者さんが落ち着いている日は比較的ゆっくりした時間もあります。

夜勤は1人で対応する時間が長いため、何かあったときに自分で判断して動かなければならない場面もあります。その分、経験を重ねることで対応できることも増えてきたと感じています。

僕の場合は、夜勤手当がつくことや、夜勤明けから翌日の休みまで時間を作りやすいこともあり、今のところ夜勤をなくしたいとは思っていません。

「夜勤=とにかくきつい」というイメージを持っている人もいると思いますが、忙しさや休憩の取りやすさ、人員配置などによって大変さはかなり変わると思います。

まとめ|介護士の夜勤は大変だけどメリットもある

今回は、僕が実際に働いている職場を例に、介護士の夜勤の仕事内容や1日の流れを紹介しました。

僕の夜勤は16時45分から翌朝8時45分までの16時間勤務で、基本的には1人で約20人の利用者さんを担当しています。

夜間は2時間おきの巡視や排泄介助、見守りなどを行い、朝5時30分ごろからは起床介助やトイレ誘導が始まります。

僕自身、一番きついと感じるのは朝5時以降の眠気です。ただ、2時間の休憩で仮眠を取ることができ、落ち着いている夜は比較的ゆっくりした時間もあります。

夜勤は大変な部分もありますが、夜勤手当で収入が増えることや、夜勤明けから翌日の休みまで時間を作りやすいことはメリットだと感じています。

介護士の夜勤は、勤務時間や利用者さんの人数、人員配置、休憩の取り方などによって大変さがかなり変わります。

これから介護職を始める人や転職を考えている人は、求人票の夜勤手当だけでなく、夜勤の勤務時間・何人を何人体制で見るのか・休憩や仮眠が取れるのかまで確認しておくのがおすすめです。

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