「介護士って腰を痛めやすいの?」
「介護の仕事を始めたいけど、腰痛が心配」
「実際に働いている介護士は身体的にきつくないの?」
介護職について調べていると、「腰がきつい」「腰痛になった」という話を聞くことがあると思います。
僕自身、実際に介護士として働いていて、腰への負担を感じることはあります。
介護の仕事では、利用者さんをベッドから車椅子へ移乗したり、排泄介助をしたり、体勢を整えたりと、身体を使う場面が多くあります。
今回は、現役介護士として働いている僕が、どんなときに腰への負担を感じるのか、普段どんなことに気をつけているのかを紹介します。
介護士は腰への負担が大きい?
介護の仕事には、身体を使う介助がたくさんあります。
もちろん、すべての利用者さんに同じ介助をするわけではありません。
自分で立てる人もいれば、立ち上がるときに支えが必要な人、移乗に多くの介助が必要な人もいます。
その中で僕自身も、
「今日は腰にくるな」
と感じることがあります。
特に身体を使う介助が続いた日は、疲れを感じやすいです。
移乗介助は腰に負担を感じることがある
僕が腰への負担を感じやすい仕事の一つが移乗介助です。
例えば、
ベッドから車椅子へ移るときや、車椅子からベッドへ戻るときなどです。
利用者さんによって自分でできる動作が違うため、必要な介助量も変わります。
ここで無理に力だけで介助しようとすると、介護士側の身体にも負担がかかります。
介護は、
「力があれば何とかなる仕事」
ではないと感じています。
利用者さん本人ができる動作を活かしながら介助することも大切です。
排泄介助でも腰を使う
排泄介助でも腰への負担を感じることがあります。
ベッド上でのおむつ交換などでは、中腰のような姿勢になることがあります。
一人だけならそれほど気にならなくても、何人もの利用者さんへの介助が続けば身体は疲れてきます。
夜勤でも排泄介助を行うので、眠気や疲労がある中で身体を使うことがあります。
僕の場合、夜勤は長時間勤務なので、朝方になると身体的な疲れも感じやすくなります。
ベッドの高さも大切
実際に介助していて大切だと感じるのが、ベッドの高さを調整することです。
低い位置のまま無理な姿勢で介助すると、腰への負担が大きくなります。
そのため、介助内容に合わせてベッドの高さを調整することがあります。
少しのことですが、毎日何度も介助をする仕事だからこそ、こうした積み重ねが大切だと思っています。
介助が終わった後は、利用者さんが安全に過ごせる位置に戻すことも忘れないようにしています。
何でも一人でやろうとしない
介護の仕事をしていると、
「これくらいなら一人でできる」
と思うこともあります。
でも、無理をして身体を痛めてしまったら、その後の仕事にも影響します。
一人での介助が難しい場合は、他の職員に声をかけて一緒に対応することも大切です。
僕自身も、必要なときは他の職員と協力して介助します。
介護士はチームで働く仕事なので、
「一人で全部やることがすごい」
とは思いません。
利用者さんと職員の両方が安全に介助できる方法を選ぶ方が大切だと思います。
福祉用具を使うことも大切
介護現場では、利用者さんの状態に合わせて福祉用具を使うことがあります。
福祉用具を適切に使えば、利用者さんの安全だけではなく、介護士側の身体的な負担を減らせる場合もあります。
介護士自身の力だけで何とかするのではなく、
使えるものを使って安全に介助する
という考え方も大切だと思います。
忙しいときほど無理な姿勢になりやすい
僕が気をつけたいと思っているのが、忙しいときです。
時間に余裕がないと、
「早く次に行かないと」
という気持ちになります。
そうすると、ベッドの高さを十分に調整しなかったり、無理な姿勢で介助してしまったりすることがあります。
でも、それを繰り返して身体を痛めてしまったら意味がありません。
忙しいときほど、基本的な介助方法を雑にしないことが大切だと感じています。
体格が大きければ腰を痛めないわけではない
男性介護士の場合、
「力があるから移乗お願い」
と頼られることもあります。
僕自身も身体を使う場面で頼られることがあります。
ただ、身体が大きかったり力があったりしても、腰への負担がなくなるわけではありません。
むしろ力だけで介助する癖がついてしまうと、身体に負担がかかる可能性があります。
男性・女性に関係なく、正しい方法で介助することが大切だと思います。
腰への負担だけで介護士を諦める必要はない
介護職に興味がある人が、
「腰を痛めそうだからやめておこう」
と思うこともあるかもしれません。
確かに身体を使う仕事なので、腰への負担を感じる場面はあります。
ただ、介助方法を工夫したり、他の職員と協力したり、福祉用具を活用したりすることもできます。
僕自身も身体への負担を感じながら介護士として働いています。
大切なのは、
無理な介助を当たり前にしないこと
だと思います。
まとめ
介護士の仕事では、移乗介助や排泄介助などで腰への負担を感じることがあります。
僕自身も実際に働いていて、身体を使う介助が続くと腰がきついと感じることがあります。
だからこそ、
ベッドの高さを調整する、無理な姿勢を避ける、一人で難しい介助は他の職員と協力する、福祉用具を活用する
といったことが大切だと思います。
介護は力だけで行う仕事ではありません。
利用者さんの安全はもちろん、介護士自身の身体も守りながら長く働ける介助をすることが大切だと感じています。
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