「介護業界は人手不足って聞くけど、本当なの?」
「人が足りないと現場はどうなるの?」
介護職について調べていると、「人手不足」という言葉を目にすることがあると思います。
僕自身、実際に介護士として働いていて、人手が足りないと感じることはあります。
特に僕が人手不足を実感するのは、職員が当日に欠勤したときです。
予定していた人数から突然1人減ると、残っている職員だけで同じ仕事を回さなければならないことがあります。
今回は、現役介護士の僕が実際に働いていて感じる人手不足のリアルについて紹介します。
介護士は人手不足だと感じる?
僕の経験では、人手が足りないと感じることがあります。
ただ、毎日ずっと同じように人が足りないというより、特に大変だと感じるのが当日欠勤が出たときです。
介護施設では、その日の勤務に合わせて職員が配置されています。
そこから急に1人休むと、予定していた仕事を残った職員で分担することになります。
介護は利用者さんの生活を支える仕事なので、
「今日は職員が少ないから介助をしなくてもいい」
というわけにはいきません。
食事や排泄など、必要な介助は職員が少なくても行う必要があります。
当日欠勤が出ると残っている職員の負担が増える
僕の職場では当日欠勤が出た場合、残っている職員で仕事を回すことがあります。
当然ですが、普段より1人少なければ、一人ひとりが担当する仕事も増えます。
利用者さんへの対応だけではなく、
- 食事介助
- 排泄介助
- 記録
- コール対応
- 見守り
- その他の業務
などもあります。
普段なら分担できる仕事を少ない人数で行うことになるため、いつも以上に忙しく感じます。
特に複数の利用者さんから同じタイミングで対応を求められると、
「人がもう1人いればな」
と思うことがあります。
残業して対応することもある
当日欠勤によって人が足りなくなると、残業して対応することもあります。
本来なら勤務終了となる時間でも、その後の職員配置などの関係で残ることがあります。
僕自身もこうした状況を経験しています。
もちろん、毎日残業しているという意味ではありません。
あくまで僕の職場では、急な欠勤などによって人員が足りなくなった場合に、残業で対応することがあるという話です。
予定通り仕事が終わると思っていた日に急に残業になると、正直大変だと感じることもあります。
休憩を回すために他から職員を借りることもある
職員が少なくなると困るのが、休憩をどう回すかです。
介護施設だからといって、職員が休憩を取らなくていいわけではありません。
僕の職場では、人が足りず休憩を回すのが難しい場合、別のところから職員に来てもらって休憩を回すことがあります。
応援に来てもらっている間に職員が順番に休憩を取る形です。
こうしたときにも、
「普段の人数で働けることって大事なんだな」
と感じます。
1人欠けるだけでも、その職員が担当する仕事だけではなく、休憩の回し方などにも影響が出るからです。
夜勤者が当日休むとさらに大変
僕が特に大変だと思うのが、夜勤を担当する職員が急に休んだ場合です。
夜勤は日中とは違い、簡単に「今日は夜勤なし」というわけにはいきません。
夜間も施設には利用者さんがいるため、夜勤を担当する職員が必要です。
僕の職場では夜勤者が休んだ場合、休みだった職員が出勤して夜勤を担当することがあります。
これはかなり大変だと思います。
もともと休みの予定だった人が、急に夜勤になることもあるからです。
夜勤は長時間の勤務なので、急に勤務が変わると生活の予定にも影響します。
僕自身も夜勤をしているので、夜勤者を確保する大変さは感じています。
1人の欠勤が周りにも影響する
当日欠勤は、休んだ職員の仕事だけに影響するわけではありません。
残っている職員の業務量が増えたり、残業する職員が出たり、他から応援を借りたりすることがあります。
夜勤なら、休みだった人が出勤することもあります。
つまり、
1人の勤務変更が、複数の職員の働き方に影響することがあります。
もちろん、体調不良などでどうしても仕事を休まなければならないことはあります。
誰でも急に休まなければならない可能性はあります。
だからこそ、急な欠勤が出ても無理なく対応できるような職員配置が大切なのだと思います。
人手が少ないと利用者さんへの対応にも余裕がなくなる
人が少ないと、単純に仕事が忙しくなるだけではありません。
僕が介護の仕事で大切だと思っているのは、利用者さん一人ひとりに合わせて対応することです。
しかし、複数の対応が重なると、
「次の介助もしないといけない」
「記録も残っている」
「他の利用者さんも待っている」
という状況になることがあります。
そうすると、気持ちの面でも余裕がなくなりやすいです。
介護は効率だけを考えればいい仕事ではないので、職員にある程度の余裕があることは利用者さんにとっても大切だと感じています。
それでも職員同士で助け合っている
人が足りない日は大変ですが、そのようなときこそ職員同士の協力が重要になります。
「こっちはやっておくよ」
「この利用者さんは自分が対応する」
といったように、お互いに仕事を分担しながら回していきます。
また、必要に応じて別のところから応援に来てもらうこともあります。
介護の仕事は1人だけで完結する仕事ではありません。
職員同士で助け合うことの大切さを、人が少ないときほど感じます。
人手不足だから介護士になるのはやめた方がいい?
人手不足の話を聞くと、
「介護士になるのはやめた方がいいのかな」
と思う人もいるかもしれません。
僕は、人手不足という理由だけで介護職を選択肢から外す必要はないと思っています。
ただし、職場選びはかなり大切です。
同じ介護施設でも、
- 職員配置
- 急な欠勤が出た場合の対応
- 残業の多さ
- 夜勤の人数
- 応援体制
などは違います。
これから介護職として働く人は、仕事内容や給料だけではなく、職員体制についても確認しておくといいと思います。
まとめ
介護士として実際に働いている僕も、人手が足りないと感じることがあります。
特に人手不足を感じるのは、職員が当日に欠勤したときです。
僕の職場では、人が足りなくなると残業で対応したり、休憩を回すために別のところから職員に来てもらったりすることがあります。
さらに夜勤者が休んだ場合には、休みだった職員が出勤して夜勤を担当することもあります。
1人欠けるだけでも、周りの職員の働き方まで変わることがあります。
だからこそ、介護現場では職員同士で協力することや、急な欠勤にも対応できる体制が大切だと感じています。
これから介護士を目指す人は、「介護業界は人手不足だから」と必要以上に不安になるのではなく、実際に働く職場の人員体制や残業、急な欠勤への対応まで確認して職場を選ぶことが大切だと思います。
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