介護士は利用者から暴言・暴力を受ける?現役介護士が実際の対応を紹介

介護の仕事

介護士として働いていると、利用者さんから暴言を言われたり、叩かれるなどの暴力を受けたりすることがあります。

僕自身も介護の仕事をしていて、実際にこうした経験があります。

ただ、暴言や暴力があったときに、こちらも感情的になってしまうと、さらに利用者さんが興奮してしまうことがあります。

僕が実際に対応するときは、一度その場を離れて様子を見たり、別の職員に対応を代わってもらったり、時間を置いたりしています。

また、認知症の利用者さんに対応するときは、頭ごなしに否定するのではなく、できるだけ利用者さん本人を尊重することを意識しています。

今回は、介護士として働いている僕が、利用者さんから暴言・暴力があったときに実際にどのように対応しているのか紹介します。

介護士は利用者から暴言・暴力を受けることがある

介護の仕事では、利用者さんから暴言を言われたり、暴力を受けたりすることがあります。

僕自身も実際に経験しています。

もちろん、すべての利用者さんが暴言や暴力をするわけではありません。

また、そのときの体調や気持ち、認知症による症状など、さまざまなことが影響している場合があります。

そのため、「この人はこういう人だから」と決めつけるのではなく、なぜそのような状態になっているのかを考えることも大切だと思っています。

暴言・暴力があったときは一度離れて様子を見る

僕が実際に意識していることの一つが、一度その場を離れて様子を見ることです。

利用者さんが興奮している状態で、そのまま無理に介助を続けようとすると、さらに興奮してしまうことがあります。

安全を確認した上で一度距離を取り、落ち着くまで様子を見ることがあります。

少し時間を置くだけで、先ほどまで拒否が強かった利用者さんが落ち着くこともあります。

無理にその場で介助を終わらせようとしないことも大切だと感じています。

別の職員に対応を代わってもらうこともある

時間を置くだけではなく、対応する職員を変えることもあります。

同じ介助内容でも、職員が変わることで利用者さんの反応が変わることがあります。

僕では難しかった対応でも、別の職員ならスムーズに進むことがあります。

逆に、他の職員では難しくても僕なら受け入れてもらえることもあります。

そのため、自分一人で何とかしようとするのではなく、必要に応じて職員同士で協力することも大切だと思っています。

時間を置いてからもう一度対応する

その場で介助をしなければならない場合ばかりではありません。

急ぐ必要がない場合は、少し時間を置いてから再び声をかけることもあります。

利用者さんの気持ちはそのときによって変化することがあります。

一度拒否されたからといって何度も続けて声をかけるのではなく、状況を見ながらタイミングを変えることも意識しています。

認知症の利用者さんを頭ごなしに否定しない

認知症の利用者さんへの対応で僕が特に意識しているのが、頭ごなしに否定しないことです。

利用者さんが話していることに対して、

「違いますよ」

「そんなことありません」

と強く否定してしまうことで、さらに興奮されることがあります。

そのため、まずは利用者さんの話を聞き、その人の気持ちを尊重するようにしています。

これは何でも利用者さんの言う通りにするという意味ではありません。

安全面などで対応できないことはありますが、それでも最初から否定するのではなく、利用者さんがどう感じているのかを考えながら対応することを大切にしています。

暴言・暴力があったことを記録に残す

僕の職場では、暴力などがあった場合、内容に応じて事故報告書を書き、記録にも残しています。

記録を残しておくことで、

・いつ起きたのか
・どのような状況だったのか
・どのような対応をしたのか
・その後どうなったのか

などを職員間で確認できます。

「暴力を受けた」という結果だけではなく、その前後の状況を振り返ることで、次に同じような場面があったときの対応を考える材料にもなると思います。

※事故報告書や記録の方法、職員間での情報共有のルールなどは施設によって異なります。

暴言・暴力を無理に我慢する必要はない

利用者さんを尊重することは大切ですが、介護士が暴言や暴力をすべて我慢しなければならないということではありません。

危険を感じる状況であれば、まず自分や周囲の安全を確保することが大切です。

一人で対応することが難しい場合は、他の職員と協力して対応する必要もあります。

利用者さんを尊重しながら、介護士側の安全も守ることが大切だと思っています。

介助拒否への対応と似ている部分もある

暴言や暴力への対応は、介助拒否への対応と似ている部分があります。

僕の場合は介助を拒否されたときにも、

・一度時間を置く
・職員を変える
・声のかけ方を変える
・無理に介助を続けない

といったことを意識しています。

その場で無理に進めるのではなく、利用者さんの状態や気持ちを見ながら対応を変えることが大切だと感じています。

まとめ

介護士として働いていると、利用者さんから暴言を言われたり、暴力を受けたりすることがあります。

僕自身も経験がありますが、そのような場面では、

・一度離れて様子を見る
・対応する職員を変える
・時間を置いてから対応する
・頭ごなしに否定しない
・利用者さんを尊重する
・事故報告書や記録に残す
・自分一人で無理に対応しない

といったことを意識しています。

特に認知症の利用者さんの場合、こちらが強く否定することで興奮されることもあります。

利用者さんの安全と気持ちを尊重しながら、介護士側の安全も守る。

その両方を考えながら対応することが大切だと、実際に働いていて感じています。

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