「介護士として働いてみたいけど、資格を持っていなくても働けるの?」
「介護の経験がまったくなくても大丈夫?」
これから介護職を始めようと思っている人の中には、こうした不安を持っている人もいると思います。
僕自身、介護の仕事を始めたときは介護の資格を持っていませんでした。
看護について多少学んだ経験はありましたが、実際の介護現場で働いてみると、学校で学ぶ知識だけでは分からないこともたくさんありました。
その後、働きながら実務者研修を受け、最終的に介護福祉士を取得しました。
この記事では、無資格から介護士として働き始めた僕の経験をもとに、最初に感じたことや資格取得までの流れを紹介します。
介護士は無資格でも働ける?
介護の仕事というと、「資格がないと働けないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
僕も介護の仕事を始めた当時は、介護福祉士などの資格を持っていませんでした。
実際に働き始めてみると、食事や排泄、移動などの介助だけでなく、利用者さん一人ひとりに合わせた対応や職員同士の連携など、現場で覚えていくことがたくさんありました。
最初からすべてできる必要はありません。
僕の場合も、先輩職員に教えてもらいながら少しずつ仕事を覚えていきました。
※無資格者ができる業務には制度上のルールがあります。勤務先の指示や必要な研修を確認したうえで業務を行うことが大切です。
実際に無資格から働き始めて感じたこと
僕は介護職として働き始める前に看護について多少学んでいたので、身体のことなどについて全く知識がない状態ではありませんでした。
それでも、実際の介護現場は分からないことだらけでした。
特に難しいと感じたのが、利用者さんによって対応方法が全く違うことです。
同じ声かけをしても反応は人によって違いますし、その日の体調や気分によっても変わります。
マニュアルを覚えるだけでは対応できない部分が多く、実際に利用者さんと関わりながら学んでいくことが大切だと感じました。
認知症の方への対応にも最初は戸惑った
介護現場で働き始めて、特に経験が必要だと感じたことの一つが認知症の方への対応です。
認知症について知識として知っていることと、実際に利用者さんと接することには大きな違いがありました。
「どうしてこの行動をするんだろう?」
「こういうときは、どう声をかければいいんだろう?」
と悩むこともありました。
働いていく中で、同じ認知症という言葉でまとめるのではなく、その人自身を知ることが大切だと感じるようになりました。
生活歴や性格、その日の様子などによっても適切な対応は変わります。
これは資格の勉強だけではなく、実際の現場で利用者さんと関わったからこそ学べた部分だと思っています。
働きながら実務者研修を受けた
無資格で働き始めた僕ですが、そのままずっと無資格だったわけではありません。
働き始めてから半年ほど経ったころに、実務者研修を受けました。
実際に現場で働いてから研修を受けたことで、「これは現場でやっていることだ」と結びつけながら勉強できた部分もありました。
先に現場を経験してから勉強することで、内容をイメージしやすかったのは良かったと思います。
もちろん仕事をしながら勉強する大変さはあります。
それでも、介護職を続けていくのであれば、資格取得を目指すメリットは大きいと感じています。
その後、介護福祉士を取得
実務経験を積んだ後、僕は介護福祉士の国家試験を受験して資格を取得しました。
介護福祉士を取得して特に大きかったのは、僕の場合は資格手当が増えたことです。
また、資格を取得したことで仕事の選択肢も広がったと感じています。
一方で、資格を取った瞬間に普段の介護業務がすべて変わったわけではありません。
だからこそ僕は、
無資格で現場を経験する → 働きながら資格を取得する
という進み方も一つの選択肢だと思っています。
無資格から介護職を始めても大丈夫?
僕自身の経験から言えば、最初から完璧な知識や技術がなくても、少しずつ覚えていくことはできます。
ただ、介護は利用者さんの生活や安全に直接関わる仕事です。
分からないことを分からないまま自己判断するのではなく、先輩職員に確認することがとても大切です。
僕も最初から何でもできたわけではありません。
働いて、失敗しないよう確認して、教えてもらって、少しずつ経験を積んできました。
これから介護職を始める人も、「資格がないから無理」と最初から諦める必要はないと思います。
無資格から始める人に伝えたいこと
これから介護職を始めるなら、個人的には最初から全部覚えようとしなくていいと思います。
介護の仕事は覚えることが多いです。
利用者さんの名前や特徴、介助方法、1日の流れなど、最初は情報量の多さに戸惑うかもしれません。
まずは先輩職員に確認しながら、一つずつ覚えていけばいいと思います。
そして「介護の仕事を続けていきたい」と思ったら、そこから資格取得を考えても遅くありません。
僕も無資格から始めて、実務者研修を経て介護福祉士を取得しました。
最初の時点ですべてが決まっているわけではありません。
まとめ
僕は介護の資格を持っていない状態から介護士として働き始めました。
実際に働いてみると、利用者さん一人ひとりへの対応や認知症の方との関わりなど、現場で初めて分かることがたくさんありました。
その後、働きながら実務者研修を受け、実務経験を積んで介護福祉士を取得しました。
介護職に興味があるけれど、
「未経験だから不安」
「資格を持っていないから無理かも」
と思っている人もいるかもしれません。
僕のようにまず現場で働き始めて、経験を積みながら資格取得を目指す道もあります。
大切なのは、分からないことをそのままにせず、周りに確認しながら少しずつ仕事を覚えていくことだと思います。
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